新着記事一覧
答えはきっとひとつじゃない(生産管理)
こんにちは。豊榮印刷、生産管理のマコです。
今回は、印刷現場で色の調整をしている時に、
「あ〜こういう方法があるのだ」ということを知った出来事を紹介したいと思います。
では、下の写真をご覧ください。
違いがわかりますか。
写真なのでわかりにくいですが…
色の濃さと色のムラつき方が違います。
下の写真の方がきれいに見えると思います。
始めに印刷したのが上の写真になるのですが、ムラと色の出方が気になるので
何とかしてくださいと印刷現場のスタッフに相談しました。
刷版の修正が必要かなと思っていましたが、
印刷現場の課長がブランケット※を交換すれば色の出方が変わると
案を出してくれて、きれいに印刷ができました。
※【ブランケットとは?】
ゴム製のシートと布製のシートを重ねあわせたシート。
オフセット印刷で印刷版のインキ画像を紙などに再転移させる媒体として使用する他、印刷機の圧胴に装着するクッション材として用いられる。
弊社には、ハイデルベルグ製の印刷機2色機と4色機があります。
2色機では比較的にベタ印刷が多いため、ベタに対応したブランケットを使用しています。
逆に4色機ではカラー印刷が多いため、それに対応したブランケットを使用しています。
今回、この印刷物はカラーですが、紙の厚みが4色機では通らないため2色機で印刷しました。
なので、網点がきれいに印刷できていなかったのです。
問題を解決するには、ひとつの対策だけでなく、他にも対策があるのだなと感じたことでした。
これまでの記事はこちらから。
▶ 印刷品質を高めるための、4つの条件とは…?!
▶ 今日も明日も上から下へ!
▶ 次につなげるために大切なこと!
▶ ひとつひとつ、できる事から。
▶ キラキラをきれいに作るために
▶ よりよく変わっていくために
- 2020年11月12日
パッケージの予算 - 2020年9月27日
バリエーション提案「ゴール設定」 - 2020年9月14日
良いモノづくりを考える - 2020年9月3日
魅せるパッケージデザイン - 2020年9月2日
パッケージの好感度ランキング - 2020年9月1日
パッケージづくり 2020
-
池田 俊雄
いけだ としお 豊榮印刷株式会社
専務取締役
> Blogを見る1979.1.26 大阪生まれ。
2002.9 ウィーン国立美術大学 修士。
2003.3 豊榮印刷株式会社入社。
創業1934年という長い歴史を背負いながらも、私たちの目指す道は「あたらしいホウエイ」です。 -
池田 俊紀
いけだ としのり 豊榮印刷株式会社
常務取締役
> Blogを見る1985.3.22 大阪生まれ。
2010.3 豊榮印刷株式会社 入社。
文部科学省認定「印刷専門士」。
印刷専門士の専門知識と、いろんな実務経験が自分を育てる。印刷業を通して、大きな「輪」をつくりたい! -
HP Mail News
編集部豊榮印刷株式会社
所属スタッフ
> Blogを見るネエさん(On-deオンデ統括マネージャー) 印刷屋のオンデマンドを全国にPR中。
オンデマンド印刷を使ったサービスを中心に、デザイン、印刷、加工までをひとり一貫生産で発信中!マコちゃん(生産管理の女)圧倒的な生産品質を求めて日々奮闘中。生産全般の管理と運営。
仕入先等の協力会社との関係も深く、日々新しいことを生産管理する女。ヤマモト(名もなき印刷士)マイスターへの夢を目指す、異業種からの刺客。印刷に魅せられ印刷士に。
やるからには印刷士の中の印刷士になるという熱い男。現場で修行中。ウエキチ(パッケージ研究室 助手)革命的なカタチを求めて全国をロードバイクで駆け抜ける日々。脚力には自信あり!甘いもの好き!常に新しいカタチを求め、縦横無尽に動き回る!