パッケージ・バリエーション提案 1

※2020年08月27日に掲載された記事です。

 

化粧品の商品パッケージを企画されている方で、少し変わったことをしてみたい。
そう思われた方は、たくさんいるのではないでしょうか。

 

 

今までつくった商品の流れと、違った商品をつくってみたい。
他社商品よりも、店頭で目立たせたい。
一生懸命つくった商品を、より多くの人につかってほしい。

 

モノづくりをされている現場では、日々思うことでしょう。
こういった相談を、最近よくいただきます。

 

問題は、限られた予算のなかで、どんなことができて、どんな効果があるのか。

 

ひとつは、商品のパッケージデザインをどうするのか。
パッケージデザインはブランドの顔、予算と時間をかける必要があります。
社内のデザイナー、それとも社外のデザイナーでつくるのか。

 

次は、パッケージをつくるパッケージ印刷会社。

 

新しく企画する場合には、企画者とデザイナー、パッケージディレクターとゴールを見据えてコンセプトをしっかりと共有する必要があります。コンセプトを深く理解し、ゴールをしっかりと意識しながら、予算、仕様、品質、スケジュールをつくります。

 

さらに、パッケージディレクションについて詳しく説明すると。

パッケージディレクターはコンセプトゴールに対して、
・店頭で目を引くパッケージデザインになっているか
・手に取ったときのパッケージの機能がある設計になっているか
・デザインや予算からパッケージ印刷にふさわしい素材かどうか
・デザインの再現性が高い印刷データに補正されているかどうか
・デザインされた色やビジュアルを素材に美しく印刷できるかどうか
・デザインの出来栄えをさらに引き立たせ、再現できる特殊加工かどうか
・設計されたパッケージを丁寧に、スピーディーに形にしていく後加工かどうか
・デザインされたパッケージの仕上がりを丁寧に検査できる工程があるかどうか

 

ディレクターは、商品パッケージのコンセプトとゴールに対して、一番ふさわしいプロセスかどうかを、初期の段階で見極める必要があります。そのためディレクターがゴールを見据えたバリエーション提案ができるパートナーかどうかを、とても大事にされているお客様がたくさんいます。

 

パッケージは、お客様の商品そのもの。
お客様の想いや情熱、時間、商品を通して実現したい未来が詰まっています。
私たちは、そういった想いに応えることができるモノづくりを目指しています。