ハコづくりとは

※2017年12月8日に掲載された記事です。

 

今日は制作現場のなかを見てみたいと思います。

 

ハコづくりって、どうするのか。

 

そうですね、はじめてのお客様や問い合わせでもよくあります。つくり方はどこも大きくは変わりないとは思いますが、細かく言えば、デティールや素材選び、品質確認やつくる設備などが変わってくると思います。

 

{CE15F799-D15F-4EF4-A53D-F18F594C02D5}

 

例えば、同じサイズと形。

でも、素材が違うとどうなるか。

いっぱい集まると、少しメッセージ性がありますねー。

 

{7FC86207-068A-485E-8D0F-FE76131547E8}

 

白ダミー

絵柄を載せる前の「プロトタイプ」。

白ダミーで中に入れる商品が入るかどうかのテストをします、多いときは何パターンも試します。

けっこう、時間がかかる工程ですね。

もしかすると、会社によってやり方に違いが出るかもしれません。

 

{ECC042D8-3A3D-4E05-A8AD-C709E603F530}

 

白ダミー2

いろんな白ダミーをつくり、棚に溢れかえるさま。

ものづくりは基本、手を動かす!!

実際に手に取る、実寸で見ること!!これは以外に大事で、最近モニターで確認して完結する人が多いらしいですが。これは危ないんです。

 

なぜか?

 

早い段階でつくってみないと、早くに「ミス」や「抜け」を見つけることができないんです。

 

 

{FEC3AFA2-B725-43D1-8517-95630A1076A7}{314805DC-66C5-4EAD-B3D3-A44A1789EB2C}{079AB875-6C6E-4146-B9A6-6F0C2C160EA3}

 

小ロットのパッケージ印刷をつくることのできる工房

ここでは、データ作成・設計・画像補正・印刷・カッティング・仕上げまでを「ワンストップ」でできます。

この工房をつくるのに、数年かかりました!

部屋はワンフロアで、床は白いタイルカーペットで清潔感を出しながら、訪れたお客様にはつくりたいと思っていただけるような、感性を刺激できるような空間にしたかったんです。設備も最新鋭です!

メンバーはベテランの熟年ですが。笑

 

 

{0FCFA538-8894-4956-8C31-5CEAA1DE0C53}

 

ハコの素材である紙の見本帳

 

日本は紙の消費量が、世界平均の約四倍。それだけ用途や機能、デザイン、質感、色など

様々なテーマに合わせてコーディネートが必要ですね。

よく使われる一般紙は数種類、ほかは市場で使われていない用紙があるわ、あるわ!?

加工する前の紙でこれだけありますから、加工すれば見え方は無限無限ですねーーー!

 

 

{D05ED3DF-439B-4FDF-8C27-FEF19948C7D8}
{23F708D0-7459-41A5-AE1C-07F60E612674}

 

印刷された紙

 

ハコの展開図です、立体のハコを開くと、こんな感じです。

限られた用紙面積に無駄なく割り付けて印刷します、そこでは色の重なり、見栄え、

用紙との馴染み具合、仕上がりを見ていきます。

 

{EBB160CC-EA56-414F-BD4A-1C508AE359AC}{FDF7B089-9128-49EB-9358-E93E0AFEED12}

 

カッティングマシーンこの機械で一枚一枚プロトタイプをカットしていきます

アームがハコの展開図の形状を忙しくカットしていきます

 

{183A3F43-F2FD-4C94-9145-456290BE6512}

 

三角形のハコ、かわいいね

 

 

{77B5EC0F-F9EA-49AC-8301-BCEC08620DBF}

キャリータイプのハコ

 

 

いろんな用紙があり、デザインがあり、形があります。商品のコンセプトに合わせて、また予算に合わせてつくっていきます。以上が、ハコづくりの大まかな流れとなります。ここから深く掘り下げていけば、更に深いのですが。

ハコをつくるための「プロトタイプ」や「小ロットのハコづくり」、数が多いものは大きなワークフローでスピードと品質管理をもってつくり、全体最適しながらを正確に生産していきます。

私たちは、「小ロット」から「中大ロット」までの生産ラインとノウハウを持っています。

 

ハコづくりを、もっと身近に。

もっと新しい価値を発信していきます!!