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両手を伸ばして届く範囲、BACH 幅 充孝 <2>
こんにちは、豊榮印刷(ほうえいいんさつ)の ゆきな です。
前回のブログでは、伝える努力は 伝わらない悔しさ が原動力であるとのお話でした。
何とかして相手に伝えたいという気持ちや葛藤があってこそ、ですね。
今回は、相手にどのように 伝えるべきか という内容についてお伝えしたいと思います。
・両手を伸ばして届く範囲
本当に自分が届けたいモノ、自分の大好きなものがあったとしても!
例えばそれが 外側 では受け入れられにくい。
それは自分の 「好き」 を強引に伝えてくる、た だ の 「おせっかい」になってしまう。
「 自分の好き = 相手の好き 」
とは限らない。
相手を知り、内側に入っていける 「結び目」 を見つけることによって、
それが相手にとっての 新たな発見 となり、
そこで初めて相手の 「両手を伸ばして届く範囲」 に入ることができる。
相手にただ自分の好きを共用するのは、ただの おせっかい?!
気持ちを素直に伝えるだけでは、伝わらないということですね。
伝えたい内容と、相手の興味や状況をわかった上で、わかりあえる。
この結び目を見つけることによって、お互いに興味を持ち、
相手も聞く準備ができている状態になる。
そうでないと、まったく伝わっていないということになる…。
確かに盛り上がりのなかった見ず知らずの方との会話の中に、
「〇〇中学出身?!背の高い〇〇君、知ってる?」
と、急に距離がぐっと近くなる時があります。
無意識の内に初対面の方と話すときは、この結び目のような接点を探しています。
それはお互いにスムーズな情報交換をするための、ウォーミングアップといいましょうか、
なくてはならない 土台作り のように思います。
両手を伸ばして届く範囲、この範囲は人によって異なるため、この時間はとても大切です。
日々の生活でも、深く実感しております。
次回は、「おせっかい」から「親切」にかわる瞬間とは?!についてお伝えします。
(また続きを読まれたい方は、下のリンクからお読みください)
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池田 俊雄
いけだ としお 豊榮印刷株式会社
専務取締役
> Blogを見る1979.1.26 大阪生まれ。
2002.9 ウィーン国立美術大学 修士。
2003.3 豊榮印刷株式会社入社。
創業1934年という長い歴史を背負いながらも、私たちの目指す道は「あたらしいホウエイ」です。 -
池田 俊紀
いけだ としのり 豊榮印刷株式会社
常務取締役
> Blogを見る1985.3.22 大阪生まれ。
2010.3 豊榮印刷株式会社 入社。
文部科学省認定「印刷専門士」。
印刷専門士の専門知識と、いろんな実務経験が自分を育てる。印刷業を通して、大きな「輪」をつくりたい! -
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編集部豊榮印刷株式会社
所属スタッフ
> Blogを見るネエさん(On-deオンデ統括マネージャー) 印刷屋のオンデマンドを全国にPR中。
オンデマンド印刷を使ったサービスを中心に、デザイン、印刷、加工までをひとり一貫生産で発信中!マコちゃん(生産管理の女)圧倒的な生産品質を求めて日々奮闘中。生産全般の管理と運営。
仕入先等の協力会社との関係も深く、日々新しいことを生産管理する女。ヤマモト(名もなき印刷士)マイスターへの夢を目指す、異業種からの刺客。印刷に魅せられ印刷士に。
やるからには印刷士の中の印刷士になるという熱い男。現場で修行中。ウエキチ(パッケージ研究室 助手)革命的なカタチを求めて全国をロードバイクで駆け抜ける日々。脚力には自信あり!甘いもの好き!常に新しいカタチを求め、縦横無尽に動き回る!