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今日も明日も上から下へ!(生産管理)
こんにちは。生産管理の女、マコです。
最近、寒さのせいなのか肩こりがひどくて…
仕事中にできる良いストレッチはないかなと思っている生産管理の女の今日この頃です。
では、前回の続き <豊榮品質4カ条>
刷出しの生産管理とオペレータのダブルチェックについてです。
オペレータが印刷の刷出しを完了したら、生産管理の女を内線で呼びます。
「プープー」と電話が鳴ったら、私は事務所4階から現場1階まで駆け下りていきます。
「はーはー」言いながら現場に到着。
ここからが大事な仕事です!!
現場で色見本と刷出しを見比べ、色が合っているか目視で確認。
【色見本】
お客様が指定する色の見本。平台校正、PANTONEやDIC指定、インクジェットプルーフ校正など
【刷出し】
色や見当を合わせていき、本刷り前の準備印刷が完了した状態のこと。
濃度計を使って、一定濃度か確認。
そこで、「なんか色が違う」「汚れがある」「ムラがある」など
感じたことをオペレータに伝え、一緒に印刷を進めるか再度調整するかを考えます。
再度、調整中。
もちろん、オペレータ以外も入念に確認します。
お客様より頂いたデータと実際の印刷物が合っているかの検版も行います。
この作業を、新版や再版を区別することなく全ての印刷物で行っています。
なぜ、ダブルチェックを行うのか。
お客様が求める商品をつくりあげるためです。
オペレータは、朝から晩まで印刷しています。
ずっと印刷物を見続けていると、時には判断を誤ることもあります。
例えば、目の疲れで色味の判断が曖昧な時もあるだろうし、
時間に追われて早く終了させたいという気持ちになっているかもしれません。
そういう状況の中1人で進行を決めるのではなく、
第三者の意見をとりいれて判断したほうが、より良い商品を仕上げていける
という考えからダブルチェックが始まりました。
始めたころは、1年ちょっとの小娘が印刷一筋20数年のベテランオペレータに
口出しすることに気が引けました(苦笑)
けど、逆にオペレータは、そういう素人の第三者が見てくれるのは良いと受け入れてくれました。
これからも品質を求めて、事務所と現場を上から下へと駆けぬけていきます!
では、次回も<豊榮品質4カ条>印刷編の続きを紹介していきます。
前回の記事はこちらから。「印刷品質を高めるための、4つの条件とは…?!(生産管理)」。
- 2020年11月12日
パッケージの予算 - 2020年9月27日
バリエーション提案「ゴール設定」 - 2020年9月14日
良いモノづくりを考える - 2020年9月3日
魅せるパッケージデザイン - 2020年9月2日
パッケージの好感度ランキング - 2020年9月1日
パッケージづくり 2020
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池田 俊雄
いけだ としお 豊榮印刷株式会社
専務取締役
> Blogを見る1979.1.26 大阪生まれ。
2002.9 ウィーン国立美術大学 修士。
2003.3 豊榮印刷株式会社入社。
創業1934年という長い歴史を背負いながらも、私たちの目指す道は「あたらしいホウエイ」です。 -
池田 俊紀
いけだ としのり 豊榮印刷株式会社
常務取締役
> Blogを見る1985.3.22 大阪生まれ。
2010.3 豊榮印刷株式会社 入社。
文部科学省認定「印刷専門士」。
印刷専門士の専門知識と、いろんな実務経験が自分を育てる。印刷業を通して、大きな「輪」をつくりたい! -
HP Mail News
編集部豊榮印刷株式会社
所属スタッフ
> Blogを見るネエさん(On-deオンデ統括マネージャー) 印刷屋のオンデマンドを全国にPR中。
オンデマンド印刷を使ったサービスを中心に、デザイン、印刷、加工までをひとり一貫生産で発信中!マコちゃん(生産管理の女)圧倒的な生産品質を求めて日々奮闘中。生産全般の管理と運営。
仕入先等の協力会社との関係も深く、日々新しいことを生産管理する女。ヤマモト(名もなき印刷士)マイスターへの夢を目指す、異業種からの刺客。印刷に魅せられ印刷士に。
やるからには印刷士の中の印刷士になるという熱い男。現場で修行中。ウエキチ(パッケージ研究室 助手)革命的なカタチを求めて全国をロードバイクで駆け抜ける日々。脚力には自信あり!甘いもの好き!常に新しいカタチを求め、縦横無尽に動き回る!